2017年12月29日金曜日

産後セルフケアインストラクターに欠かせないスキルとは?

こんにちは。マドレボニータ認定インストラクター養成コース担当の白石あすかです。
「スライス」と呼ばれているのは私、どうぞお見知り置きを~




「お手本と自分を何度も見比べて追求する」実践してみていかがだったでしょうか?
「脚」といっても厳密には、つま先の向き、かかとを着く位置、膝裏の角度、膝と膝のあいだの距離などなど、、、細かくすると見るポイントがたくさんありますよね。その一つ一つ、お手本の形を忠実に再現することでようやく正しいフォームになります。


骨盤のポイント
さて今回は「骨盤」について少し解説します。
骨盤のポイントはたった1つ、

・床に対して垂直にする

これだけです。



では問題!
この2枚の写真の違いは何でしょう?
パッと見た感じ、どちらも正しい姿勢に見えますが、
インストラクターは、違いを見極め、言語化できなければなりません。













目に見える視点を

「骨盤」といっても、骨そのものが実際見えているわけではありません。
目安となるのは、下腹部と仙骨のライン。
(「仙骨」がわからない方は、自分で調べましょう。)

練習するときには、動画に習い、骨盤を手で前後に挟んで、弾んでいるときも床に対して垂直をキープできているか確認してください。

ちなみに「骨盤を手で前後に挟んで」とサラッと書いてますが、より厳密には、
中指を恥骨と尾骨にあてて、そのまま手のひらで挟むことを指しています。なんとなーく、「おへそと腰あたり?」では、挟む場所、つまり目安となる場所が変わってしまいます。

・・というくらいのマニアックさですw
「うんうん、この感じ、嫌いじゃない★」
という方は、マドレボニータのインストラクターとしての資質アリです。



違いを見極める

先ほどの問いの答え、わかったでしょうか?

①の写真は、お腹がまっすぐ、腹筋を意識できているので「×」ではありません。
「受講者」ならこれでOKです。ですが、「インストラクター」を目指すならここで合格点はあげられません。

注目すべきは「仙骨のライン」。
よーく観察すると、少し前傾しているのがわかるでしょうか。
それに対して②の写真は「垂直」といえますよね。
(ちなみにコレ、めっちゃきついです)



       ②            ①      



並べてみるとわかりやすいですね!
この微妙な違いを見極める目が必要です。
普段から注意深く観察する習慣で身につけることができます。



言語化するスキル

ただ、見極められただけではまだ片手落ち。
その状態を「言語化」できなければなりません。
「なんか違う」ではなく「何が違うのか」が明確になってようやく、
「じゃあどうしたら正しくできるのか?」「そのために必要な鍛錬とは?」
というステップにいけるのです。

人前に立って、ただ見本を見せるだけではなく、
リード、つまり受講者を導くのがインストラクターの役目。
そのためにも、「今起きている現象を言語化するスキル」は不可欠なのです。


これを参考に「肩のポイント」についてもぜひ自分で研究してみてくださいね。





「産前・産後のからだ革命※」は、
ボールエクササイズの基本と、身体のしくみがイラスト入りでわかりやすく解説され、インストラクターの教科書としても使用している1冊です。
養成コースを検討している方は、この機会にぜひお手元に準備することをオススメします。

産前・産後のからだ革命―安産とキレイの秘密 吉岡マコ著(青春出版社)



(文責:白石あすか)

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『養成コース体験講座』の日時が決まりました!!
●2018年2月20日(火)13:30-15:00
●2018年3月 3日(土)14:00-15:30
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(内容は両日とも同じです)

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