2016年11月16日水曜日

夫とぶつかり合えたからこそ、私の本気な思いをわかってくれた~10期生インタビュー(1)

こんにちは。
マドレボニータ認定養成チームのまさりん、こと中桐昌子です。











産後セルフケアインストラクター養成コース10期生として
半年間の全課程を修了し、
晴れてこの11月より4名の認定インストラクターがデビューしました!



















そんな養成コースを終えたばかりの10期生から、
今回は地方からインストラクターとして養成コースにエントリーされた






















お二人が半年間を振り返った座談会を開催いたしました!
そんな座談会の様子を本ブログにてご紹介いたします☆

聞き役は養成コース担当講師のたけし(竹下浩美)インストラクターです。










たけし:養成コースを終えて、今どんな気持ちですか?

きみちゃん:11月コース1週目のレッスンを終えたところですが、新聞取材が入ったり、
初めて受講費をご入金いただいたり…改めてこれは仕事なんだな、と気が引き締まる思
いでいます。

ゆうこりん:レッスンは来週からなので、今は告知のために島田市内を駆けずり回って
います。デビューしてから初めての壁かもしれませんが、告知も大事な仕事の一つだと
感じています。

たけし:プログラムを習得して伝えていくだけでなく、その地域で自分を売り込んで、
知ってもらって、教室を運営していく、というのも私たちの仕事なんですよね。


≪マドレボニータとの出会い≫

たけし:お二人はどうやってマドレに出会ったんでしたっけ?

きみちゃん:マドレの会員だった丑田香澄さん(ドゥーラ協会理事)から、
吉岡マコさんの本をもらったんです。妊娠9か月の時でした。
夫の転勤で引っ越して来た福井で初めての育児が始まり、友達も仕事もすべて失って
しまったという状況で疎外感を感じていて。本に書いてあった “子どもを言い訳にせず、
母になったからこそどうありたいのか?” という投げかけに衝撃を受けました。
母になったら自分の事は諦めなきゃいけないのかな…って思っていたので。
でもやりたいことにはチャレンジしていいんだと気づかされました。

たけし:私も妊娠中に職を失い、自分の人生終わった...と思っていたので、わかるなぁ。

きみちゃん:転勤族の夫と結婚したことも、若くして出産したことも、夫や子どもの
せいにしたくないって、すがるような思いでマドレのDVDを買って身体を動かして。

たけし:大井町教室にも参加してくれましたよね?

きみちゃん:実家のある静岡から新幹線で通いました。生後6か月だった娘と一緒だっ
たんですが、レッスン中、娘がぐずる度にイライラしてました。ここまでしてるんだか
らレッスンに集中させて!って。でも、ヨーコさん(高橋葉子インストラクター)が
「なぜ抱っこするのか?」を真摯に話してくれて、納得しました(今となっては恥w)。

たけし:ゆうこりんのマドレとの出会いは?

ゆうこりん:私も最初の出会いは本でした。吉岡マコさんの『産前・産後のからだ革命』。
2度目の妊娠中に通い詰めていた図書館で手に取ったら “産前・産後はチャンスでもある”
と書いてあって、なんだ、この人は!って、やっぱり衝撃が走りましたね(笑)。
出産後は、二人の育児でいっぱいいっぱいになってしまったけれど、頭の中にずっと
マドレボニータは残っていました。踊りたいと思ってもその場所もなく、島田で子育てを
していて、正直、つまんないと思うことも。
そんな時、どうやらマドレには踊れる講座もあるらしいと知って。子どもたちを預けて、
静岡から吉祥寺の『踊れるカラダづくり講座』に初めて参加しました。インストラクター
のみなさんと一緒に踊って、やっぱりこの人たち、おもしろいなー!って。

たけし:そうそう!その時に初めて会ったんだよねー!

ゆうこりん:その後、静岡に他にも会員の方がいるらしいと聞き、その人たちに会いた
くて浜松のNECワーキングマザーサロンに参加しました。そこで進行役をしていたのが
10期同期のゆうちゃん!そのサロンで「やっぱり私、インストラクターになりたい!」
とぽろっと言っちゃって(笑)。
「どうやら自分は本気らしい」って、夫にも話したことを覚えています。


≪養成コースの壁≫

たけし:養成コースの半年間はどうでした?前半はプログラムを徹底的にたたきこみ、
後半は現場での研修を行いましたよね。

きみちゃん:私は最初の1か月が一番大変でした。保育園に通い始めた子どもの病気が
続いて…。同期のみんなは体もすごい動くし、やっぱり私には無理だって。そんな時、
タケシ先生が私の課題の進み具合を見て、スカイプで声をかけてくれて。話ができたこ
とで、子どもの病気と自分の辛さを混同していたことに気づけて、気持ちを切り替え
られたのが大きかったと思います。

ゆうこりん:私は一番最初、エントリーの時から壁にぶち当たったという感じでした。
ダンス経験もあったし、なまじ体が動く自信があったので、自分が思うように動けない
ことがショックで…。自分は単なる踊り好きなミーハーで、インストラクターには
向いてないのかなって。

たけし:向いてないかも!って思っても続けられたのはどうして?
ゆうこりん:支え合ってきた同期の存在があったからです。あと、養成コースの先生方
の期待に応えたい!っていうのも大きかったですね…。


≪エントリーか?結婚生活の崩壊か??≫

たけし:養成コース中のパートナーシップはどうでしたか?

きみちゃん:パートナーの協力なくしては養成コースは乗り越えられませんでした。で
も養成コースにエントリーするか否かの時はかなりぶつかりました。転勤族の夫との結
婚を機に、私は仕事を辞めたのですが、やっとやりたいことが見つかって夫に話したら
「自分も忙しいからそこまで養成コースに協力できない」って。「あなたの協力なしで
はエントリーはできない。私のやりたいことを奪うのなら結婚生活は続けられない」と。

たけし:養成コースエントリーか、結婚生活の崩壊か…それくらい、きみちゃんが本気
でやりたいことだと伝わってきますね。

きみちゃん:夫も辛かったと思います。でもそこでしっかりぶつかり合えたからこそ、
私の本気な思いをわかってくれて。どうしても転勤族の妻は相手に合わせなきゃいけな
いこともあるけれど、この半年間を通してやっと対等な関係を築けたと思います。

ゆうこりん:私は養成コースの前年にサロンの進行役をやっていたので、その準備に協
力してもらったり、私のやりたいことに関してのビジョンも理解してくれていました。
でも養成コースが始まったら、その時以上にお互い限界を超えてしまって。思ったより
も家族との時間が割けない状況にこれは一体どういうこと??って夫と口論に。サロン
の時は協力してくれていた夫が、養成コース以降の生活には不満があった。でもそれを
ぶつけてくれたことで自分の弱さにも気づけたんです。

たけし:それまでは弱みは見せてなかったの?

ゆうこりん:プライドもあって隠してました。でも隠し切れなくなって。夫はそんな
私が新鮮だったかもしれません(笑)。

たけし:お互いの弱みを見せ合って補ったり、お互いの想いを応援し合える、共に生き
てるって感じられるのが対等な関係なのかなと思います。必死になることがあるからこ
そ、その関係性が築き直せる。こんなに必死になれるもの、なかなかないですよね!


≪同期との信頼関係≫

たけし:10期の同期同士の関係はどうでした?

ゆうこりん:養成コース3か月目の実技試験が終わったあたりから、本当に腹を割って
話せるようになったかもしれません。

きみちゃん:私だけ認定試験に落ちてしらけさせちゃったらどうしよう…とか、私は
自分に自信もなくて。

ゆうこりん:養成コース前半は自分の課題を自分で見つけてクリアしていく段階だった
ので、辛いことも隠し、自分との闘い?だったような。後半は、同期とよりよい告知活
動やレクチャーができるように一緒に考えていくという課題もあったし、隠し切れなく
なったというか(笑)。弱い部分も見せつつ高めあっていけたと思います!

きみちゃん:ひろりん先生(岐阜の山本裕子インストラクター)に「不安な気持ちも同
期には言った方がいい!」って言われたこともあって、後半は、不安も、そして自分が
課題のために前向きに取り組んでいることも細やかにシェアしていました。

ゆうこりん:普段、簡単に会える距離ではないからこそ、自分の中にあるものは全部
共有していこう!って気持ちがありましたね。

たけし:マドレの養成コースはオンラインではあるけれど、全国どこにいても同期同士
の深いつながりと養成コース講師陣との厚い信頼関係がある。だからこそ濃い半年間の
養成コースを乗り越えて、こうして4人揃ってデビューを迎えられたんですよね(涙)。 



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10期生在京組お二人との座談会の様子をご紹介します!
どうぞお楽しみに☆

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